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2014年10月30日木曜日

まだ買い場じゃないね

10月も終わろうとしていますが、一ヶ月、いろいろ市場が動いたような気がしますが、伝統2資産である債券と株式が50%ずつで、GDP比例で先進国・日本・新興国の合計6資産区分に分散されていて世界相場の縮図ともいえる世界経済インデックスファンドの基準価額を見ると、全然。
(出典:交付目論見書)
(出典:カブドットコム証券 世界経済インデックスファンド詳細情報)
10月8日から29日まで、元の鞘に戻っただけな感じ。

待機資金はそのまま。毎日1000円ずつの積立を増額する予定は当面ありません。

FRBの声明も、量的緩和(お金の市場流通量を増やし続ける)は終了だけど利上げ(お金を回収する)は景気動向を見て判断。当面先なようで、相場がガツンと下がる買い場はまだですね。

毎回申し上げますが、相場がガツンと下がった時にビビって売ってはいけません。その時こそ積立を続けるべき。安く買える好機なのです。絶対売らないで。

【積立中投資信託】
  • 世界経済インデックスファンド 1000円/日 ←リスクオンでは、これを増額するつもり
  • SMT アジア新興国株式インデックスオープン 500円/日
  • SMT グローバル-REITインデックスオープン 500円/日
  • SMT J-REITインデックスオープン 500円/日
  • ひふみ投信(レオス・キャピタルワークス) 10000円/月
  • 結い2101(鎌倉投信) 10000円/月
【個人型確定拠出年金(野村證券)】
  • 野村MMF(確定拠出年金向け) ←リスクオンでは、これをMSCI-KOKUSAIに切り替えるつもり
【純金積立】
  • KOYO証券 10000円/月
  • 楽天証券 10000円/月
<結論>
積立はまだそのまんま継続。
相場の本格的な下落を待ちます。じっくりと。
チャイナリスクもありますし、日本のみならず世界的に爆発的に売れているハイ・イールド債(低格付け債券)が破裂する可能性もあります。チャンスはある。

2014年10月29日水曜日

投票しました。>投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2014

「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2014」に投票しました。

今年も、この季節がやってまいりました。

投資ブロガー1名につき、5票もってます。

ワタシの選定基準は、以下の3点です。
  • 毎日もしくは毎月の積立が可能であること(ゆえに国内外のETFは除くことを意味する)
  • 分配金が出たとしても、再投資されること(ゆえに国内外のETFは除くことを意味する)
  • これから始めようという初心者の1本目のファンドに勧めることができること
  • インデックスファンドもアクティブファンドもいいものはいいと評価する
ということで、ワタシは、今年は、下記の5ファンドに1票ずつ入れたいと思います。

1.世界経済インデックスファンド(三井住友トラストアセットマネジメント)1票
これ一本で国際分散投資が可能で、これから始める人に自信を持って勧めることができます。
(出典:交付目論見書)
2.SMTアジア新興国インデックスオープン(三井住友トラストアセットマネジメント)1票
世界の人口の半数を占めるこれら地域のアクティブファンドは高いので、インデックスファンドなのは賞賛に値する。
(出典:交付目論見書)
3.セゾン資産形成の達人ファンド(セゾン投信)1票

怪しいヘッジファンドに投資する海外オフショアファンドに比べて安心して、個人では買えない私募ファンドに国際分散投資できるアクティブファンドは、ありそうでない。
(出典:交付目論見書)
4.ひふみ投信(レオス・キャピタルワークス)1票

月二回のレポート、毎月の運用報告会。説明責任の全うは業界最高レベル。
(出典:月次報告書)
5.結い2101(鎌倉投信)1票
日本の将来に光明をもたらす、これからの企業を育てる取り組みに参加できる喜びがある。
(出典:交付目論見書)

各人の主観はあれど、業界と何のしがらみのない、歯に衣着せぬ投信ブロガーの皆さんが、ぶっちゃけベースのガチンコで、1人5票を投じるこの企画。

売り手有利な怪しい投信なんぞ入る隙間はありません。

長期に渡りじっくりと資産形成に資することができる極めてまっとうな投信の数々。

手っ取り早くとにかくお金が欲しい!と欲張った挙句、手痛い目に合うようなジェットコースターのような乱高下を繰り出してくるようなハイリスクなものは眼中にありません。

FXや先物取引、現物株で集中投資など、いろいろ経験した猛者たちも、結局、「長期・分散・低コスト」で地道にやるしかないという経験則で投資信託にたどり着いているのです。

経験者ほど、地味でシンプルな投資信託を選んでいる傾向が強いです。

ということで、ここに選ばれる投資信託は、とにかく20年、30年と、資産形成で長く付き合うにふさわしいものばかり。

投信を選ぶ際の参考にされてはいかがでしょうか?

結果発表と表彰式は、1月9日です。

またバンガードジャパンの広報担当の美しい金野女史の美しい涙が見られそうですね。
間近で見られるように、また最前列近くに座ろうと思います。
(ファンというよりほぼストーカー)

<去年の結果>

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2013」結果発表

2014年10月28日火曜日

コモンズ投信への疑念と評価

上記のようにGoogleで「コモンズ投信」で検索すると、コモンズ投信に続き、ウチのブログのこの記事が2番目に表示されるほど、人気記事で参考にされているものです。

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当記事について

  • 「この記事を削除しろ」⇒ワタシのブログなのに何で?脅迫ですね。
  • 「素人が投信の論評をするな」⇒そんなこと誰が決めたんです?ファンドオブザイヤーで話にならないからといって、素人論評をバカにしないでください。
  • 「インデックス投信に偏向しすぎててアクティブファンドの評価にふさわしくない」⇒アクティブ投信も実際保有しています。コモンズ投信を売却しただけで、ひふみ投信と鎌倉投信、セゾン投信の資産形成の達人ファンド(コモンズ投信を組入れ銘柄から外した投信)は高く評価しています。
  • 「事実であれ誹謗中傷は罪だ」⇒事実を書いてるのに、何が名誉毀損だ?あなた方からの脅迫ですね。
  • 「名誉毀損だ」⇒事実を書いてるのに、何が名誉毀損だ?あなた方からの脅迫ですね。
  • 「個人間の直接のやり取りを公にするのはいかがなものか」⇒公開できない無責任な会話だったのですか?非公開にするようにというのも言われてません。
  • 「弁護士同席の上、会いたい」⇒強制する権限あるの?
だのと、コモンズ投信の澁澤氏から散々、脅迫を受けてきましたけど、今日、ツィッターでシラを切られました。

とりあえず公式に澁澤氏が脅迫してないということでこの記事もコモンズ投信が容認するんだなと勝手に思っています。

元々脅迫だなんて、うんこの際に出る屁ほどにも思ってないですが。

でも、脅迫内容は澁澤氏しか知り得ない点があるため、澁澤氏と断定しています。

====

人それぞれ意見がありますが、あくまでワタシの場合、コモンズ投信は嫌いという話です。

ワタシは、コモンズ投信が扱うコモンズ30という投資信託を持ってました。

当時「ファンドマネジャーと話そう」という定期的な会が開催されていて、コモンズ投信の筆頭株主で当時のファンドマネジャーだった吉野永之助氏と話す機会が設けられていました。
申し込んだら参加者はワタシ一人で、吉野永之助氏と一対一でお話できる機会になりました。
「何か聞きたいことある?」ということで、いきなり質問し放題のチャンス。

なので、「コモンズ30の30って、30年目線で30銘柄という意味だそうですが、その心は?」
とぶつけてみました。

筆頭株主で当時のファンドマネジャーだった吉野永之助氏からの回答

  • 30年目線ったって、30年先のことなんて誰もわからない。だから今、イケてる銘柄を選んでるだけ。スローガンって売る上で必要なの。30ってスローガンだね。
  • 30銘柄ってゆうのは、大体、目が届く銘柄数が30社が限界ということ。分散は30社で十分とは言えないが、それ以上は細かく見るのはムリだね。
その他にもいろいろ話をしたんですが、昨今の動きも含めて、いくつかの疑惑を以下に挙げたいと思います。

【30年目線の疑惑】
2〜3ヶ月前にツィッターで、「コモンズ30の30年目線というのはウソらしい」という書き込みをしたら、コモンズ投信の伊井社長から「コモンズ30は30年目線でやっております」というオウム返しの即答がありました。

でも、本当に30年目線でやっているのなら、30年先の日本の姿をどう描いているのか、月報や運用報告書や渋沢レターとかで、まったく影も形もありません。

もし、本当に30年目線でやっているのなら、30年先の日本の姿をどう描いているのか秘密だったとしても、それに基づく投資をやってるはず。

でも、運用報告書によれば、売買高比率が5.75となっており、1年間にすべての組み入れ銘柄が5.75回も総入れ替えされていることになっています。

本当に30年目線でやっているのなら、コモンズ投信が思い描いている30年先の日本の姿が、たった1年の間に、5.75回も構想し直されていることになります。そんなに構想しなおしが必要な精緻なものであれば、なおさら見てみたい構想です。
一体、30年先をどうやってコロコロと構想し直すだけの根拠をどこから持ってきているのでしょうか?

ちなみに、鎌倉投信の結い2101の売買高比率は0.79です。ブレない将来展望です。
鎌倉投信の方が、よっぽど30年先目線のようではないでしょうか?

【30社で十分な疑惑】

伊井社長も渋沢会長も、実は分散は30社で十分と言います。
でも、ワタシが聞いた筆頭株主で当時のファンドマネジャーだった吉野永之助氏が言うには、「30社以上目が届かないから」ということでした。
一体、他のアクティブファンドは、どうやっているのでしょうか?素朴に疑問に思いませんか?
運用体制の限界なのでしょうか?
でもね。その30銘柄で限界な運用体制に支払われる信託報酬は1.15%で、ひふみ投信やさわかみ投信よりも高く、しかも、運用報告書から計算すると実質コストは1.92%と、一体どうなっちゃってるの?という疑問が湧きます。
そして、その30社の組み入れ銘柄も、ワタシの目には、まるでさわかみファンドから30個選んだような加齢臭がするというか、ホコリ臭いというか、30年先の未来の日本を思わせるようなワクワク感を感じません。
ワタシだけでしょうか?鎌倉投信の結い2101の組み入れ銘柄の企業群の方がよっぽど今より将来という感じがします。
それに、「30社が限界」というのなら、5.75回も総入れ替えする芸当って、30社以上見ないとムリなはずなんですが、どうやっているのでしょうか?全く謎な投信です。
それに、筆頭株主で当時のファンドマネジャーだった吉野永之助氏が言うには、「アクティブファンドというのは、インデックスに少しだけ上回ればいいの。上回り続けるなんてムリだし、ちょっとだけ上回れば誉められるべきなの」とのことでしたが、それでこの信託報酬って高くね?

【30社で国際分散投資可能という疑惑】
伊井社長も渋沢会長も、コモンズ30はグローバル展開している企業で海外と取引している企業が多いから、コモンズ30を持っていれば国際分散投資は不要だとおっしゃいます。
でも、コモンズ30は思いっきり日経平均やTOPIXに連動していて、NYダウ暴落の影響は少なかった。
ですからコモンズ30に全資産突っ込んで欲しいのでしょうけれど、コモンズ30は思いっきり日本株式投信です。
IMFの最新発表では、世界のGDPに占める日本の割合は6.7%。ですから日本株投信であるコモンズ30を持つ資産に占める割合はせいぜい7〜8%。そんなわけで、「ザ・2020ビジョン」を別ファンドにするよりも、コモンズ30の30を外してファンドをひとつに統合してあげた方が投資家に対しては親切です。

【合議制の運用体制】
草食投資隊というセミナーがあります。コモンズ投信の渋沢会長・ひふみ投信を扱うレオス・キャピタルワークスの藤野CIO・セゾン投信の中野社長が手弁当で全国を行脚して資産運用の啓蒙活動をしてくださっている取り組みです。
ワタシも初期の頃、参加させていただきました。
「なぜ大手運用会社の運用が良くないか?」
という問いかけに対して、大手運用会社で運用責任者をなさっていた藤野CIOが、「大手は①インデックスに負けないようにインデックスをベースにするから手数料分負ける②運用の意思決定が合議制で実績のない新進の銘柄発掘が阻害されて寿命が尽きたような大型株で済まそうとする」ということで、合議制を全否定されていました。

コモンズの運用は、渋沢会長と伊井社長とファンドマネジャーの合議制とされています。
しつこいようですが、合議制で、結局入れ替えしなかった銘柄の検討も含めて、年間5.75回も総入れ替えするような合議の時間があるのでしょうか?資料準備だけで大変そうです。

【採算か?受益者利益か?社会貢献か?】
「30社が限界」で年間5.75回も組み入れ銘柄を総入れ替えする合議をする超多忙なファンドマネジャーは、もうひとつ「ザ・2020ビジョン」というファンドを運用しています。長期投資を標榜しといてあと6年って短くね?という疑問はさておき、「30社が限界」で年間5.75回も組み入れ銘柄を総入れ替えする合議をする間で、もうひとつファンドを運用する時間と労力ってどこから捻出してるんでしょうか?
また、どの業種によらず、採算に乗せる前に商品を増やすとは無謀で、まずひとつ目のコモンズ30の採算を目指すべきではないでしょうか?
ひふみ投信やさわかみ投信より高い信託報酬1.15%を下げる企業努力があって然るべきではないでしょうか?
運用体制という限られたリソースを2ファンドに分散して戦線拡大優先で、採算取って受益者に還元しようという考えはないのでしょうか?
また、コモンズSEED CAPなる信託報酬のうち1%を寄付することになっています。
これが決まった時にワタシは全解約したんですが、寄付は余資と志のある人がする行為であって強制するものではないと思います。
それに常時寄付というのもおかしいと思います。
寄付は寄付で余資と志のある人用に別途口座を設けてそこで集金すればよく、信託報酬から捻出するというのはおかしいと。
以前、ツィッターでこの件について伊井社長に質問したところ、「会社のお金でやってるのであって受益者(投資家)に迷惑はかけてない」という回答でしたが、御社のお金は信託報酬ですからお忘れなく。

【何をリサーチして分析しているのかという疑念】
セゾン投信のセゾン資産形成の達人ファンドは、「個々の企業をリサーチして企業価値を分析して投資しているファンド」を選んで組み入れているファンドの集合体(ファンド・オブ・ファンズ)です。
コモンズ30は、このセゾン資産形成の達人ファンドから外されました。
「コモンズ30は将来の経済動向を予測した上でそれに見合う会社を選定いるに過ぎず、個々の企業自体をリサーチして企業価値を分析するファンドであることという基準と合わなくなった」ということで。
だとすれば、30社限定で、信託報酬1.15%(これの1%を寄付)で、実質コスト1.92%もかけて、しかも首脳陣の合議制で、企業のリサーチをせずに、何を検討しているというのか。
将来の経済動向を予測することを優先していたとしても、年間5.75回も組み入れ銘柄を総入れ替えするほど、経済予測がコロコロ変わるのか?

以上、謎が謎を呼ぶコモンズ投信。

===2015.03.13追記===
【静岡銀行って良い銀行?の疑念】
「コモンズ30+しずぎんファンド」なる謎のファンドが売りだされました。

・購入単位: 1万円より購入可能。
・信託報酬:年率1.15%(税抜)
・信託財産留保額:なし
・決算:年1回(12月18日)。
・資産配分比率: コモンズ30ファンドに92.1%、静岡銀行に7.4%、現金0.6%の比率で投資(2015年1月30日時点)
・償還日:なし
・運用:コモンズ投信
・為替ヘッジ:なし(投資対象に為替リスクはありません)
例の30年目線で、静岡銀行が投資に値するんであれば、30銘柄の中に入れればいいのに、何でこんな謎めいたことをするのでしょうか?
こんなしらじらしい動画を10分以上も見てもサッパリわかりません。
===2015.03.13追記ここまで===

<結論>
投資は、個人の責任で行えばいいのであって、それにケチをつけようというのではなくて、ワタシはとっくの昔に全部売却してしまって今後、買うことはないということが言いたかっただけです。

<ブログ仲間の見解>
モ人SYOーGO@3児のパパ(つぶあん派)さん(
これが我が家の生存戦略
【コモンズ30ファンド】つれづれ 2014年10月
http://seizonsenryak.jugem.jp/?eid=328
〜〜〜補足:2017年1月8日 ここから
このリンク先が消えてたら、こういうことがあって、ブログ管理人自らの判断で非表示にしたようです。
内容のキャプチャを貼り付けておきます。
ということで、「匿名」というコモンズ投信からの圧力がかかっていますが、ワタシのブログは、ワタシの主観と事実を書いてるだけなので、このままいきます。

〜〜〜補足ここまで


エルさん(@leveraged1 
レバレッジ投資実践日記
コモンズ30ファンドに対して「今」言いたいこと
http://blog.livedoor.jp/leveraged/archives/41604510.html

<澁澤氏からの返答>2014年11月8日
釈然としない部分も多々ありますが、返答いただきましたので、下記にコピペさせていただきます。

(1)吉野さんはコモンズの設立の際に欠かせなかった大切な方です。ただ、コモンズ30ファンドの運用に携わってくださったのは2~3年以上の前のときです。

創業者の私にとって「30年投資」はスローガンではありません。「30年」とは一世代。次世代に、豊かな日本社会を私たちが残すビジョンであり、過去7年間の自分の全ての活動が、このビジョンに近づくことができるように努めています。

(2)コモンズは投資の「見える化」に努めますので、目が届く範囲という意味での30銘柄は、その通りです。ただ、分散については30社で十分だと言えます。

コモンズ30設定来の2009年1月から現在まで、TOPIXの年率化月次標準偏差(ボラティリティ、すなわちリスクの尺度)は、17.7%で年率化リターンは10.4%です。一方TOPIXコア30(時価総額が大きい順の東証一部30銘柄)の標準偏差は20.2%で年率化リターンは7.5%。確かに、30社では分散が十分と言えそうに一般的に見えます。

が、コモンズ30ファンドの同期間の標準偏差は14.9%。1500銘柄以上の銘柄で構成されているTOPIXより低い。そして、年率化リターンは15%でTOPIXより高い。

リスク分散とは単純に数(量)の話ではなく、ナニ(質)をポートフォリオに入れることも重要です。

(3)シブサワ・レターは、コモンズのために書き始めたものではなく、1998年の金融危機の時に、政治家や官僚にマーケットの目線から提言する試みでした。それが「面白い」というご評価をいただいたために、自分が2001年に独立したときに、学者、財界、メディア、そして、自分とご縁があった方々にお送りしているものです。30年ぐらいは続けたい活動ですが、コモンズ30の投資プロセスの説明資料ではありません。

(4)売買高比率の5.75は、ご指摘のとおりで高すぎます。「30年投資」の趣旨を表現できていないという判断で、投資委員会で新たな方針を定めて、現在は大幅に減っています。売買回転が高い背景として、現在のファンドマネジャーの糸島がポートフォリオ運用を任されたのは、2013年のアベノミクス相場の真っ最中でポートフォリオの変動を抑えるには厳しい環境でした。年初から暴騰して、夏期に大きく下げ、また秋から年末に向かって暴騰したという乱高下の市場環境の中、「資産を守る」という使命で、与えられていた権限内でフルに活躍してくれたからです。

ただ、このような高回転は誤解を招く恐れがあるので、現在の方針へ改正しました。また、糸島の手を抜くことができない性格と才能をフルに活かすべきという判断で、運用の全てを一任する「ザ・2020ビジョン」を2013年の年末に設定しました。前運用チームから引き継いだ後に、コモンズの運用を支える体制を構築し、コモンズ30のみならず、2020ビジョンで最良な実績を築いてくれた糸島は、期待に大きく応えてくれたと高く評価しています。

(5)上場株式の銘柄選別を投資委員会で定めることは「普通」ではありません。上場株式は常に流動性があるものなので、すぐ買って、すぐ売れるので、合議の判断を待つより一人の判断の効率的だからです。これは、自分のヘッジファンド時代の経験から良くわかっていることです。

ただ、自分がコモンズを立ち上げたのは「普通」の運用会社をつくりたかったではありません。「世代を超えられる投資」のプロセスをつくりたいと思ったのです。そのようなプロセスは、どんなに優秀であっても、一人だけの判断ではできないと思っています。個人投資家には馴染みがないですが、プライベートエクティPEやベンチャーキャピタルは投資委員会で決定するのが普通です。なぜなら、彼らの投資は長期保有で、市場流動性が前提になっていないからです。「世代を超える」という長期投資のコモンズ30の投資委員会は上場株式とPEのハイブリッド型の投資スタイルを目指しています。

(6)私は、金融機関には三つの役目があると思っています。家計の資金から経済活動する企業の資本へ、また、その企業の価値創造を家計へ還元する「横の循環」。世代間の「縦の循環」。そして、営利セクタ―から非営利の社会セクターの「ナナメの循環」です。

社会課題を誰かに任すのではなく、自ら活動する社会起業家への寄付は、次世代へ良い社会を残すことに活動する出資です。現在の自分という利己的な投資概念ではなく、未来世代へという利他の長期投資の概念です。 コモンズSEEDCapは、急に「決めた」ことではなく、コモンズの設立の構想で、「今日よりも良い明日のため」に真の長期資本を日本の社会に循環させるエコシステムを構築するチャレンジです。その構想に、「参加」の共感ではなく、「強制」と感じるのではれば、コモンズ30に投資しない、解約することは正解です。

そして、最後に、
自分が身を削って、そして、大勢の方々から支えていただけるおかげで、大切な仲間たちと育っている「我が子」を「嫌い」と言われると気持ちが良いものではありません。その子が育てる過程で、課題があるのであれば、建設的な批判は歓迎いたします。が、「嫌い」という気持ちがあれば、それは心の中に留めておくのが筋ではないでしょうか。

<この澁澤氏からの回答へのワタシからの返答>2014年11月8日
「嫌い」という感情に至るまで、御社への問い合わせや抗議にいろいろ時間を使いましたし、ワタシなりに傷つきもしました。
でも御社にまともに取り合っていただけなかった小さい規模のくせに妙に風通しの悪く理念などが末端まで浸透してない極めてトップの独裁的な御社の組織体質からくる経緯も経営者としてご理解いただきたいと思います。
ワタシがあえて「嫌い」という感情を露わにしたことが、貴殿をはじめ不快感を与えたことかと思いますが、ワタシも充分御社からは不快感を味あわせていただきましたので。
ご説明いただいたとしても、未だ釈然としない部分も多々ありますが、ようやく返答いただけたことはすこし胸につかえていたものは取れました。
でも、どうか通訳なしでわかるように説明してくれというカンジですが。
  • 「リスク分散とは単純に数(量)の話ではなく、ナニ(質)をポートフォリオに入れることも重要です。」
  • 「プライベートエクティPEやベンチャーキャピタルは投資委員会で決定するのが普通です。なぜなら、彼らの投資は長期保有で、市場流動性が前提になっていないからです。」
  • 「コモンズ30の投資委員会は上場株式とPEのハイブリッド型の投資スタイルを目指しています。」
って言われても、一体誰が理解できるんですかね?
蛇足ですが、今回説明いただいたようなことは、ワタシの不快なブログ記事が現れたから渋々説明するようなことではなく、ごく基本に月報等で受益者に説明する御社には義務があると思っています。というか最低限の誠実性ではないでしょうか?
今回いただいた説明は、ワタシのブログ記事をUPしてから一切反駁できなかった受益者のみなさんも知りたかった説明だと思いますし、この内容の反駁を受益者ができるようでないと、老婆心ではありますが、今後、「嫌い」と言われても言い返せない御社の受益者がかわいそうです。
そういう受益者への配慮や思いやりを持つことも御社の責務ではないでしょうか?
そういう杜撰な数々の点が「嫌い」であることが伝わって良かったです。
今後も、不明で釈然としない点や伝わらない声を遠慮無く発信していくつもりです。それが業界の健全化への道だと思っておりますので。

<この澁澤氏からの回答へのワタシからの返答>2014年11月9日

(2)の「年率化リターンは15%でTOPIXより高い。」について、とりあえず皆さんの誤解のないように参考なんですが、TOPIXとコモンズ30の比較で、モーニングスターによる年率化リターンの直近5年間の比較データは以下の通りです。
         TOPIX コモンズ
直近5年(年率) 10.20%→9.85%
直近3年(年率) 22.45%→ 20.43%
直近1年(年率) 13.45%→ 12.90%

(1)にあるように現運用体制になったのが2〜3年前ということなので、ファンド設定月までさかのぼるのは旧運用体制の遺産を今の運用体制の力量と混同してしまいますね。だとすれば、せいぜいモーニングスターにあるこれくらいの期間が(5)で言及されている今のご自慢のハイブリッドな運用体制の力量を示してるのかなという見方もできますね。いずれにせよさわかみファンドほどでないにしても、このように運用体制がコロコロ代わるのは、アクティブファンドのアキレス腱ではありますね。

<アタマに来たんで別スレでこれも書いて差し上げました>
草食投資隊のFBグループは、個別のファンドについて語る場ではありませんということで、直販について感じた一般論ですが。。
ワタシやワタシの母には到底理解できないような難解な説明をして平気なようだと、直販を立ち上げたカリスマ起業家であってもなかなか付いて行き難いものを感じるなということでした。
またあたかも「これはすでに説明済みだ」とか「言うまでもないことだが」みたいな匂いがプンプンする場合についても、受益者と運用者の距離感を大事にする他の直販各社ではそんな感覚は受けないです。
つまり、難解なことをカンタンな言葉に噛み砕いて、何度も説明してくれる。セミナーにいくたびに、またかよ?と思うくらい繰り返し説明してくれる。月報や運用報告書にもしつこいほど繰り返し書いてあります。
難解なことを難解なまま話すというのは、専門家としては寂しい限りで、きっとカリスマ起業家のアタマの中にだけあることがたくさんあって、いざ口を開いても、難しくて抽象的でよくわからない。
だからついていけない。社員の人も受益者も誰も理解できてないのではないのでしょうか?
それでも、付いて来れる奴、妄信的に信じて来れる奴だけついてこい的な直販もあるのだなという感想を持ちました。
わからないものには投資しない、という基本を改めて再認識しました。
今後、おおいに、「上場株式とPEのハイブリッド型の投資スタイル」を目指していって欲しいと思います。(あくまで一般論で個別のファンドを指してるわけではありません)

<結論>
澁澤氏の言ってることは、難解でワタシには到底理解できない。
またあたかも、「これはすでに説明済みだ」みたいな匂いがプンプンしますが、セゾンもレオスも鎌倉も、そんなカンジではないです。
難解なことをカンタンな言葉に噛み砕いて、何度も説明してくれる。セミナーにいくたびに、またかよ?と思うくらい繰り返し説明してくれる。
コモンズは、たぶん澁澤氏のアタマの中にだけあることがたくさんあって、いざ口を開いても、今回のような調子で難しくて抽象的でよくわからない。
だからついていけない。
ブロガーの中でも、コモンズ利用者は、なるほど知識のあるアタマのいい人たちで、澁澤語を理解できる人たちだなという気がします。
ワタシにはちょっとムリ。難しいし、腹に落ちない。

<2019..1.26付記>
あんまり「匿名」によるコモンズ投信記事の削除と名誉毀損の脅迫が続くので、渋澤本人とコモンズ投信公式アカウント宛てに抗議のツイートしました。
無反応だったので金融庁公式アカウントを絡めて抗議しまhした。
「匿名」による脅迫書き込みはパタッと無くなりました。
そして、コモンズ投信の公式サイトに声明がでました。
http://www.commons30.jp/company/info/2017#289



2014年10月25日土曜日

eMAXIS国内物価連動国債インデックスについて思うこと

eMAXISインデックスシリーズに、国内物価連動国債インデックスが加わることになったそうです。
『eMAXIS 国内物価連動国債インデックス』募集・設定について

懸念しますのは、
  • 元本割り込むのがいやで投資はやりたくない
  • でも預貯金では利息が少なくてインフレで価値が目減りしてしまう
と思ってる人が、
  • 元本保証!
  • 物価連動!
ということで、これだ!とばかり、預貯金を引き出して、全財産突っ込みたくなるということです。
ってゆうか、ワタシも色めき立ったうちの一人です。ぶっちゃけ。
しかし、上記の募集・設定の資料には、「投資者のみなさまの投資元金が保証されてるわけではなく、基準価額の下落により損失を被り、投資元金を割り込むことがあります」と記載されており、その点は投資信託なのです。

債券ですので、市場金利が上がれば既発債として魅力が薄まり価格は下落します。保証される元本は、額面の金額であり、直近の入札結果では額面100円が108円だったそうです。108円のものを買っても、保証されているのは100円だということ。

物価連動といっても、少なくともこれらのマイナス要因があり、投信ですから信託報酬もかかりますね。

たぶん、この国債は儲けようというより、目減りを防ごうという守りの目的だと思うんですが、上がる要因が、物価に連動するだけなのとこれ以上下がりようがない金利下落という一方でマイナス要因は事欠かない、という意味では、上記のような色めき立った方々は、特にちょっと静観した方がいいのかも知れません。
ワタシも色めき立ったうちの一人です。ぶっちゃけ。

詳しいことは、諸先輩方がブログされていますので、是非、ご覧になってください。
The Goal

<結論>
買わない。

入門者のポートフォリオ、こんな感じでいいかも

この記事は、2015年1月3日に最新版にアップデートしました。
最新版は、こちらをご覧ください。

入門者のポートフォリオ、こんなカンジでいいかも2015年版



ここ最近の弊ブログでは、標準偏差だのリスク・リターンだの、「それでワタシはどうすればいいの?」と途方に暮れてしまうようなネタが続いてしまってゴメンナサイ。
実際、買ってみようというテーマで、ポートフォリオを簡単に組み上げてみましょう。

先日、記事にした「ファンドラップ(投資一任口座)は利用してはダメ!」で書いた通り、手数料を払って金融機関に投資信託の選定や売買を一任して高額な販売手数料や信託報酬を搾取されてはなりません。ファンドラップで取られる手数料や信託報酬はトータルで4〜5%を超えて到底利益は出ません。

ファンドラップを利用するくらいなら、下記を読んで、投資信託を自分で選んで買いましょう。ファンドラップよりずっとまともな資産運用ができると思います。

<予備知識>
時価総額の規模ですと、債券:株式=65%:35%
債券と株式は伝統資産と呼ばれ、大きな市場を形成しています。
債券と株式は、逆の動きをすることが多く、株式相場下落時には債券市場にお金が流れ、株式相場が強気に転じた時には、債券相場から株式相場にお金が流れる傾向があります。
株式は、債券に比して、変動が大きく、資産形成に適しています。債券は、株式に比して変動がおとなしく、ポートフォリオを落ち着かせる効能があると言われています。
各国の国債を含む債券市場はさすがに巨大ですね。
日本の時価総額が世界に占める割合はたったの10%程度です。日本株式の投資信託ばかり買ってる人がいますが、ホームカントリーバイアス(自分の国に偏向しすぎること)といって、世界のたった10%でしかない経済成長が成熟しきった日本に賭けてしまうのは得策ではありません。
REITは、J-REITとグローバルREIT合わせて時価総額からすると1%くらいでしかありません。市場が小さいため乱高下が大きく、メインに据えるのは危険です。

<参考>
各資産区分(先進国・日本・新興国×債券・株式+J-REIT+グローバルREIT)のリスク・リターンや、各資産区分間の相関(正比例に動いたり反比例に動いたりの割合)を算定して、リスクを最大限に抑えてリターンを最大限に確保できるような拮抗するバランスを導き出したりする方法を採用してる人がおられますが、算定通りにいかないのが金融の世界。
ワタシには到底そんな芸当ができないこともありますが、もっとザックリと簡単にポートフォリオを組んでいます。
以下のやり方は、入門者のみなさん用なだけでなく、ワタシが実践してるそのものです。

<ワタシが推奨する基本的考え方>
  • 国際分散投資
  • 長期投資
  • 低コスト
  • シンプルでわかりやすくてカンタン
  • 買い付けたらそのまんまでいい(リバランスとかの手間いらず)
  • コツコツ積立
  • バランスファンドをコア(核)に据えて、サテライト(周辺に付け足す)をチビっと加えるというポートフォリオ構造
<バランスファンドを選ぼう>
ワタシの好みで、4つ推薦します。
この中からビビッときたのを1つ選ぶといいと思います。(順不同です)
1.セゾンバンガードグローバルバランスファンド
(出典:交付目論見書)
  • セゾン投信でのみ買うことができます。セゾン投信に口座開設してください。最低買い付け額は5000円です。
  • 複数のファンドをセット商品にしたファンド・オブ・ファンズという形態で、セゾン投信と各ファンドの運用会社である米国バンガード社(世界最大級のインデックス運用会社です)にそれぞれ信託報酬を払うことになりますが、それでもトータル0.75%と格安です。
  • 債券と株式は50%ずつ。組み入れ比率は時価総額を参考に決められています。
  • 日本や米国の組み入れ割合がちょっと多い気がします。
2.世界経済インデックスファンド
(出典:交付目論見書)
  • SBI証券やカブドットコム証券で500円から買うことができます。
  • 総額1000億円を超えたSMTインデックスシリーズと同じマザーファンドを6資産組み合わせたバランスファンドです。
  • 債券と株式は50%ずつ。組み入れ比率はGDP比率を参考に決められています。株式時価総額はGDP総額まで上がるはずという説もあり、GDP比率を採用しているということは、セゾンバンガードグローバルバランスファンドと比較すると少し挑戦的な比率であるといえます。
3.eMAXISバランス(8資産均等型)
(出典:交付目論見書)
  • SBI証券やカブドットコム証券で500円から買うことができます。
  • 総額1000億円を超えたeMAXISインデックスシリーズと同じマザーファンドを8資産組み合わせたバランスファンドです。
  • 組み入れ比率は8資産すべて12.5%ずつで均等。つまり、REITの動きも先進国株式の動きも同じ1票です。
4.eMAXIS全世界株式インデックス
(出典:交付目論見書)
  • SBI証券やカブドットコム証券で500円から買うことができます。
  • 総額1000億円を超えたeMAXISインデックスシリーズと同じマザーファンドから、先進国株式(日本を除く)インデックスと新興国株式インデックスを組み合わせたバランスファンドです。
  • 日本株式インデックスは組み込まれていません。このインデックスと下記のサテライトにある日本株式のひふみ投信もしくはひふみプラスと組み合わせるのがおすすめです。株式オンリーで債券は組み込まれていませんので、20代や30代前半の、運用期間がたっぷり取れる方は債券ゼロで積極的にリスクを取って大きく利益を狙う運用でいいと思います。
以上の4つのバランスファンドから1つを選んで、投資資産の8割くらいになるように積み立てていけばいいと思います。

<サテライトのファンドを選ぼう>
ワタシの好みで、REIT2つ、アクティブファンド3つ推薦します。
この中からビビッときたのをいくつか選ぶといいと思います。(順不同です)
1.REIT
  • 上記の3.eMAXISバランス(8資産均等型)以外にはREITは組み込まれていません。
  • ただし、REITは不要という人も多いです。
  • 冒頭で述べた通り、REITの市場は小さいです。小さい分、値動きが大きい特徴があります。分配金欲しさでREITをたくさん買ってる人がいますが、ポートフォリオの組み方としてリスキーです。一方でREITは、物価変動に敏感でインフレ対策になるとも言われています。個別のREITを選ぶよりもインデックスで指数連動させた方が、運用成績が手堅いと思われます。
  • REITは、投資資産のせいぜい5%。多くとも10%くらいが目安かと思います。ハイパーインフレ時の急場をしのげる程度の保険みたいな感覚で。
  • ワタシが買っているのは、SMT J-REITインデックスとSMTグローバルREITインデックス。SBI証券やカブドットコム証券で500円から買うことができます。
2.アクティブファンド
  • カリスマ運用担当者がどれだけ担当してくれるかによりますので、アクティブファンドも、投資資産のせいぜい5%。いっても10%くらいが目安かと思います。
  • ひふみ投信:レオス・キャピタルワークスに口座を開設して購入できます。運用好調で月二回のレポートと毎月の運用報告会で説明責任をまっとうする真摯なファンドです。5年持ってると信託報酬が値下げされます。1万円から購入可能です。上記4.eMAXIS全世界株式インデックスの日本株式の部分をひふみ投信で充たすのがオススメです。
  • ひふみプラス:ひふみ投信と運用が同一で、SBI証券やカブドットコム証券で500円から買うことができます。上記4.eMAXIS全世界株式インデックスの日本株式の部分をひふみプラスで充たすのがオススメです。
  • セゾン資産形成の達人ファンド:セゾン投信でのみ買うことができます。セゾン投信に口座開設してください。最低買い付け額は5000円です。世界の各地域につよい運用会社を選定してアクティブファンドを組み合わせてセット商品化したファンド・オブ・ファンズという形態です。セゾン投信と各運用会社にそれぞれ信託報酬を支払うため、1.55%とちょっと高め。その分、現在は、運用成績良好ですが、高い信託報酬を嫌う人は少なくありません。ただ、国際分散投資が可能なアクティブファンドでは一番オススメの良質のファンドです。怪しい海外オフショアファンドで手数料ばかり高くて一向にパフォーマンスの上がらないヘッジファンドに搾取されるくらいなら、このファンドにすべきです。
3.スマートベータファンド
  • 下手なアクティブファンドよりも、TOPIXとアクティブファンドの両方の特性を併せ持つSMT JPX日経インデックス400オープンを選ぶのも良策です。GPIF(年金運用機構)がJPX400への投資を表明しており、将来性はなかなかのものです。鎌倉投信の結い2101やコモンズ投信よりはリターンが期待できると思われます。

以上の2つのREITや3つのアクティブファンド、1つのスマートベータファンドから選んで、投資資産の2割くらいになるように積み立てていけばいいと思います。

<結論>
  • ポートフォリオ構築には、いろんな考え方がありますが、ワタシは自分自身や78歳の母にも奨めているとおり、バランスファンドをコアにプラスアルファで簡単に組み合わせるので十分だと思います。
  • 退職金やボーナスとかまとまった金額を持っている人は、一気に高額を突っ込むのではなく、2〜3ヶ月くらいかけて500円、5000円ずつくらいを何回か買ってみて値動きの感じに慣れるといいと思います。退職金を運用する場合は、慣れてきても、2〜3年かけて分割してコツコツ積み立てるといいと思います。
  • 証券会社や銀行の資産運用相談会に出かけてはいけません。高額な販売手数料・信託報酬の「売れ筋」な投資信託を買わされてしまいます。「売れ筋」というほど、多くの人が食い物にされているということです。
※2015年2月25日追記
ポートフォリオ公開


<参考になる他のブロガーさんの記事>
モッティーさん()もっとお金の話がしたい
「お金が無いからこそ投資をスタートさせよう。今すぐ!」

2014年10月23日木曜日

節約の極意

ワタシのこのブログを「資産形成」と称してることに少々こだわりを持っているんです。

資産運用については、諸先輩方の素晴らしいブログがたくさん存在しています。

ワタシは、このブログで、これまで何回か、「資産形成は以下の3点の三位一体である」というお話に触れてきました。
  • 稼ぎ
  • 節約
  • 資産運用
端的に言いますと、3点バランス良く取り組めるわけではありません。

【稼ぎを上げるということ】
今の会社で昇給・昇格するのはもちろん、転職や移籍をしても稼ぎを上げていくのは誰にとっても大変です。
ましてや終身雇用が崩れている今、リストラの憂き目に遭う可能性もゼロではありません。

【資産運用で成果を上げるということ】
IMFで発表されている世界GDPの成長率はせいぜい3%〜4%。中国とかは7%で減速などと言われますが、そういった新興国と、成熟しきった先進国を均等にならして3%〜4%。長期投資で国際分散投資でリスクを抑えて運用するとなると、やはり3%〜4%の成長率とシンクロする程度だというのが無理のないところだと思います。
ただ、インフレによる貨幣の価値減少もありましょうし、景気の大きな波もあります。リーマン・ショックのような未曾有な経済ショックも潜んでいます。
そうなると、資産運用に頼り切るのも酷な話。
少しでも有効な資産運用のあり方を様々な専門家やいろんなブロガーが模索しておるわけです。

【節約するということ】
ということで、今回は、稼ぎを上げるよりも、資産運用で当てるよりも、誰にでも可能で着実な手段である節約にフォーカスを当てて考えてみようと思います。

はじめに結論ですが、

  • ガマンや支出削減の節約は辛いし長続きしない。
  • 節約は、お金の使い上手になるということ。

の2点に尽きます。
国際分散投資でインデックスファンド中心に、欲張らず、ゆえにリスクを抑えて、市場平均を狙う運用をするとして、年利3%〜4%が目安。
つまり、10000円を投資したところから、十年も二十年も三十年もかけて平均して毎年、300円、400円が生まれれば御の字です。

住宅ローンをまとめた債権に投資する投資信託が売りだされたことがあります。
年利7〜8%をもらえるとなったら、すごく魅力的に映りますが、運用利回りで年3%〜4%が目安。と覚えておくのと比較できることも必要ですが、とにかく考えて欲しいんです。

自分が年利7〜8%をもらえるとなったら、この業者は、何%取るんだろうか?と。

そして、自分の取り分とこの業者の取り分とを合わせた金利を、この住宅ローンの債務者が払うことになるのです。10%〜15%?いずれにせよすごい高金利の債務です。

銀行で借りれずにこの住宅ローンを利用する人。そしてこの住宅ローンの魅力的な金利は債務者にとっては高金利です。

破綻しないか、って心配になりませんか?

常識で考えるということは、運用で年利3%〜4%が目安。と覚えておくことではなく、自分の取り分とこの業者の取り分とを合わせた金利を債務者が払ういくら払うことになるか自分に払えるか、と考えるようにして欲しいのです。

常識というのは、知識として覚えることではなく、こうして考えることだと思います。

騙されるとか、信じやすいという人は、手口や常識を「覚える」のではなく、考えて欲しいです。

考えるくせをつけること。そして理解できて納得できてから行動すること。

キャッシング(実質年率4.0%〜14.5%)やリボ払い(実質年率9.6%〜18%)が高い!と覚えるのではなく、資産運用でも3%(でも得られる補償なし)、収入で15%、18%昇給できる勝算があるでしょうか?

世の中の悲しい摂理として、

  • 自分が支払う分は一瞬で発生して高い。
  • 自分がもらう分は努力と時間がかかりその割に安い。

ということです。

ATMの手数料取られる時は、108円、216円。10000円引き出すのに1%2%あっという間に失います。

宝くじは1枚300円。
10000円運用して1年で3%得られるか得られないかの額を何枚も買うのです。

要諦としては、使う際に、買う際に、その分の金額を捻出するのに、①稼ぐ②節約③運用のどれから捻出するかを考えること。

無駄遣いが多い人、節約ができない人は、そのお金の捻出方法を考えずに使ってしまうという共通点があります。

お金を使うときに、そのお金の捻出方法を考えずに使うと、本当に羽の生えたようにお金がなくなってしまいます。

捻出方法を①稼ぐ②節約③運用の3つに限定しましたが、人によっては、④もらってくる、というのがあるという人がいます。

子供で親や祖父母からもらえる。ギャンブルで降って湧いたようにお金が入る。非合法な方法で手に入れる。貢いでもらう。。。とか。。。④は、ちょっと魅力的な匂いがします。

でもね。④もらってくる、に依存する人や、③運用でハイリスク・ハイリターンを狙う、人、仕事ができないくせに①昇給を要求する人、②がけち臭くてやってられない人とか、①〜③のバランスが狂ってる人は、金遣いが荒い。

分不相応な地位、給料、分不相応な収入だったり。

給料が少ないと嘆くだけで稼ぐ力を研鑽しようとしない。

そして、④を含めて①〜③のバランスが狂った人がバランスを取り戻すのは至難の技。

そういう人が、②節約だけを考えようとすると、ガマンとか根性論になって、絶対続かないのです。

節約は、ガマンとか根性論ではない。

お金を考えて使うということ。使う際にその捻出方法を考えてから使うこと。

考える習慣。

稼ぐ・節約・運用の限界、苦労を知る。

その苦労、可能性と天秤にかけて、使う、買う価値のあるものかどうか?

お金に謙虚になることです。

使うことは簡単で、いくら稼ぐ・節約・運用でも追いつきません。

お金の使い方のうまい人は、稼ぐ・節約・運用の限界、苦労を知っている。

お金に謙虚で、労働やお金自体に感謝する気持ちを持っていて、お金をとても大事にします。

つまり、節約上手は、節約という感覚ではない。

実は使い方がうまいということです。

稼ぐ・節約・運用の限界、苦労を知り抜いているということです。

お子さんとかでお金の使い方の上手い子がいるとすれば、それは、親を尊敬し、親の勤労に感謝しているということだと思います。

でも、繰り返しになりますが、①稼ぐ②節約③運用のバランスが狂ってる人は、金遣いが荒い。そして①〜③についての無頓着は、稼ぐ・節約・運用を狂わせる。

マジメに働くのがアホらしい。要領よく働こうとする。今の働きぶりで昇給を祈願する。

節約するのはアホらしい。やっていられない。

運用はギャンブルと一緒。損するのはイヤだし、一発ホームランを狙いたい。

と言いたい放題です。

節約は、ガマンではない、辛抱は続かない。

お金のありがたみ、稼ぐ苦労を思い知る。

使う際には、その原資をどう捻出するかを考えついてから使う。

買う価値があるか。必要か。妥当な額か。考える。使う、買うときに考えぬく。

考える習慣がついてるから慎重になる。

慎重とガマンは違う。

ケチでもない。

使い方がうまい。

冠婚葬祭では普通に使う。使うときは使う。使い方がうまい。

買ってから、使ってから考えるのではなく、使う、買うときに考えぬく。

稼ぐ・節約・運用の限界、苦労を知っている。

<結論>

  • 節約は根性論ではない。
  • 節約上手ではなく、使うのが上手なのである。


標準偏差・最大値・最小値とブラック・スワンの話

先日、リスクとリターンの話という記事は大変好評で、「標準偏差(リスク)」という言葉に少し親近感を覚えたとおっしゃる方々が少なからずおられたようで、大変光栄です。

ところが、あるブロガーの方から、「最大リスク値はリーマン・ショックの時の下落幅を基準にしないと危ないのではないか。それに標準偏差算定根拠データとして5年は短い」というご意見を頂戴しました。

「標準偏差の見方を覚えよう」というテーマに対して、いきなりのリスク値の是非と標準偏差の算定根拠のデータそのものに対する背後からの袈裟斬りに驚きましたが、ツィッターのフォロワーの皆さんのタイムラインを汚してまで泥仕合を演じるのはイヤだったので、ワタシからダイレクトメールで反駁したのに公開TLでないと受け付けないとおっしゃって、お答えいただけないため、今回の記事でワタシの意見を述べたいと思います。

先日の記事の標準偏差の算出範囲は、モーニングスターで表示されていた5年を例にしました。

この統計データの対象範囲に関しては、何年が適切か、きっちりと見解があるわけではありません。

「5年データの95%くらいがその範囲に収まっている」というのを2標準偏差として例示したもので、モーニングスターでは、該当投資信託が10年以上運用されているものであれば、10年データまで表示されるようになっています。
例示した投資信託が運用期間の関係で、データが5年だっただけで、10年のがあれば、10年を使った方がいいかも知れないですが、相場があまり乱高下したような特殊な6年〜10年だった時には5年の方がいい場合もあります。

5年であれ、10年であれ、標準偏差(リスク)使い方としては、「それくらいブレ幅があるんだな」という参考値です。
2標準偏差であれば、95%のデータがその範囲に収まっているという意味です。

残る5%の値は、±方向に散らばっており、つまり、最大値・最小値は2標準偏差の中には収まりません。
統計の教科書では、2標準偏差よりも外(±)にある値は、滅多に起きない異常値として排除して考える教科書もあります。
そこを譲って3標準偏差(標準偏差の±3倍)に広げても99%以内ということで、100%にはならず、最大値・最小値は網羅しません。

この「標準偏差の見方を覚えよう」という記事に対して、「最大値はリーマン・ショックの時の下落幅を基準にしないと危ないのではないか」というご意見を頂戴したわけですが、ここまでの話で、標準偏差と最大値・最小値の話はちょっと違うとようだということがわかっていただけたと思います。

さて。1標準偏差や2標準偏差がバラつきの目安として使われています。
他方、最大値・最小値は、バラつきの目安ではありません。MAX・MINでこの値があったという意味です。

そして、それが、統計で収集したデータの95%が2標準偏差に収まるため、参考値としてそれだけのバラつきがあるという意味であり、絶対その中に収まるとか、その中に収まる前提で何かを判断していい、という意味ではありません。目安です。目安。

そして、頂いた意見の「最大値はリーマン・ショックの時の下落幅を基準にしないと危ないのではないか」ですが、最大値・最小値こそ、信用できません。

リーマン・ショックは未曾有の下落で100年に一回の事象として語られ、またあっという間の下落でした。

「ブラック・スワン」という言葉をご存知でしょうか?

スワンは白鳥ですが、白鳥は白いものだという常識が、ある日、黒い白鳥が発見された瞬間、白鳥は白いものだという常識が覆りました。発見された瞬間です。
このように常識というものは、新たな発見や事象の発生によって一瞬によって覆る、という教訓です。

この「ブラック・スワン」の教訓から、「最大値はリーマン・ショックの時の下落幅を基準にしないと危ないのではないか」という言い分は、リーマン・ショックを超えるブラック・スワンが起きたらどうするんだ?ということで簡単に覆ります。

ですから、最大値・最小値をどう考えるか、というのは、隕石が落ちてくる心配をしながら生きろ、と言ってるのと同様で、落ちてこない保証はないのですし、落ちてきたら覚悟しなきゃあいけないですが、日々の行動をそれを前提として考えろ常に。。。というのは少し間違ってると思いませんか。落ちてこないことはない。落ちてきたら仕方がない。という類で、いざ鎌倉で、落ちてくる前提で朝から晩まで備えろというのは、どうかと思います。

今日、朝、出かけるときに、隕石が落ちてくることを念頭に用心して出かけてきましたか?

でも過去に隕石が落ちてきた事実はだれでも知ってますし、備えなくていいとは誰も思っていません。

最大値・最小値は、過去に実際に起きた極論です。

でもその最大値・最小値さえ、リーマン・ショックを超えるショックは来るかもしれません。最大値・最小値は予測不可能なのです。

単体で株や債券を持っていると吹っ飛ぶ可能性は大かも知れませんが、投資信託の良いところは広くたくさん分散されているところです。
特にインデックス投信の分散ですと、それがオール0になったら、もう資産運用云々の危機ではありませんので別の対応法を勘案するとして、インデックス投信の分散で心拍数がゼロになることはないはずです。
最大値・最小値の議論好きは人に言わせると、インデックス投信の分散でもゼロになるかもしれないじゃん、ということで、それはその通りですが、それがどうした?ということです。

標準偏差の使い方というのは以下のイメージです。
国内オンリー(たとえば日経225とかTOPIXとか)の投資信託でない限り、投資信託は、売買注文を出して翌日以降の基準価額で取引が決まります。
標準偏差が大きいということは、売買の時に、「昨日の基準価額は良かったのに今日はどうなっちゃったの?」という大きな変動を伴うことも多いということで、ちょっと長い期間持ってるつもりだから大きく振れるから儲かる可能性もあるんだよ、と豪快に構えるのも良いですが、肝心の売買の取引価格決定の日にわずか一日二日の差で地獄に落ちる可能性がある、という見方もできるということを肝に銘じておきましょう。

ご意見いただいたブロガーの方は、標準偏差のことを突き詰めすぎて、最大値・最小値と頭の中でごった煮になってしまい、標準偏差の枠内に最大値・最小値を入れて精度を高めようとしたのだと思いますが、それは、彼女がきっと日々、隕石の落下におびえて生活してるのではないでしょうか?

<教訓>
数字にこだわりすぎて、本来の見方、捉え方を外さないようにしよう。

2014年10月20日月曜日

日経ヴェリタス10月19日〜25日【第345号】に掲載されました。

日経ヴェリタス10月19日〜25日【第345号】に掲載されました。(19日発売)
64ページにある「記者座談会 独立系投信、優勝劣敗じわり」

「47歳会社員」というのがワタシです。ハンドルネームとブログを宣伝できず今回は残念でした。
さわかみ投信の一連のお家騒動に辟易したコメントが乗りました。
参考:過去記事 「嗚呼、さわかみ投信」
また頑張ります。

弊ブログは、「さわかみ投信 評判」でググると3番目くらいに出てくる掲載順位なので取材が来たんだと思います。
仲介していただいたKenz「インデックス投資日記@川崎」さん、ありがとうございました。

<結論>
ハンドルネーム名とブログ名を明記することを条件に掲載許可するくらいのガッツが必要。



===取材に対してお話したこと===
【さわかみ投信】
  • 直販には特に、①運用②経営③PRの3点が必要。3点を兼ね備えたスターだった。
  • 大きくなりすぎて、TOPIX化した⇒組み入れ銘柄を見てもワクワク感がない。年齢的に無理なんじゃないか。感覚的に。寿命的に。という矢先に。
  • 運用を放り出した。社会奉仕活動などとさわかみ財団法人を作った。説明責任がある。運用者の正体、経歴がまったくわからない。中途入社4年目という運用責任者。
  • 経営を放り出した。一度、社長を託した人間。予告ない交代。パンチのないメッセージ。副社長の退職。すぐに息子に社長を託す。副社長の復職。すべてが説明がない状態。年度内の話。前年度の説明とかではない。
  • セミナーとか記事出稿のPRだけ自分がやっている。言ってることと実態が合わない。退くなら退け。無責任。やってることが評論家でPRも事実上投げ出した。
  • ①運用②経営③PRの3点がバラバラになった。
  • 直販は、ベンチャー企業のライフサイクルと同じ。起業家の寿命とともに終わるか、買収されて存続するか。さわかみやセゾンを見ててそう思う。楽天とかユニクロが出るにはまだ歴史が浅い。それにしたって後継者問題はある。
  • 評価益が出たところで、親子で全部売った。
【市況】
  • 金融緩和で、経済成長の身の丈に合わないマネーに支えられてる弱さを感じる。(QE3まで必要だったこと)
  • 金融緩和の終了と金利上げ、チャイナリスク、欧州リスクが符合する
  • 47歳でもう12年で還暦。年齢的に下落に付き合えない。リスク耐性は年齢に応じて変化するけど時々刻々とはわからない。(サブプライムローンは予想できなかったけど、リスク耐性はあった。まだ40代前半だった。)リスク計算してポートフォリオを決めるなんてゆう正攻法をしてたとしても、年齢に応じた見直しは必要。自分の場合はリスク資産への投入しすぎを抑制することしかできない。ブロガーは40代前半で私はアラフィフ。相場落下に付き合えないという気持ちがあった。タイミング投資家とか勝ち逃げとか言われてるけど仕方がない。
【なぜセゾンを売ったか?】
  • 金融緩和で天井だと思った。コツコツの満員、ひふみのセミナーの満員、株式投資の特集記事の女性誌への登場
  • 倍になって、一旦、利益確定したいと思った。上がりすぎ。アベノミクス前の円高状態まで5000円を切っていた。このまま積立を続けても、平均取得価額が上がるばかり。ドルコスト平均法的にはよろしくない。
  • セゾンは直販の中で一番評価している。国際分散のFoFで、直販の中で一番長期投資に適している。
  • でも世界経済インデックスファンドの方が安いし、自社の巨大なSMTマザーファンドで形成されている⇔セゾンは他社
  • 売却が約定寸前に郵政との提携話があったので提携は関係ない。
【鎌倉投信・ひふみ投信をどう見ているか?】
  • 新井さんも藤野さんも、私と同世代なので組織を背負う世代で企業を見る目が旬(さわかみ会長とコモンズ吉野氏に加齢臭を感じた)
  • でも、素晴らしすぎて新井さんも藤野さんも、代替できる人はいないだろう。長続きはしない。彼らに代わる人が出るとしたら、彼らの後任として出るよりは、独立するだろう。直販から独立するか大手から独立するか。直販には寿命がある。規模と人の問題⇒さわかみ投信がいい例
  • ひふみは売買回転率が高く、実質コストも高め。でも月二回のレポートや毎月の運用報告会の手間を惜しまない。いい時も悪い時も客前に出る潔さがいい。これでダメならダメなんだな、という信頼がある。
  • 鎌倉は、いい会社を育てる楽しみがある。組入れ銘柄を見えて楽しい。目先のパフォーマンスは二の次で持ってる楽しみがある。コモンズよりよっぽど30年以上の目線だと思う。
  • 直販、アクティブを信用しきってはいけない。寿命があるから、コアに据えてはいけない。寿命と再現性の問題でインデックスに勝てない。
  • リターンとパフォーマンスは違う。
【なぜ直販か?】
  • 独立するには自信がないとできない。背水の陣でやるだろう。
  • 大手と比較して信託報酬が安い(1社1ファンドで間接費とか宣伝費とか余計な荷物を抱えてない)
  • 運用者の顔が見える。逃げ場がない
  • 頼りきらない。こいつだったら損しても納得というのでないとやってはいけない。ご破産になってもいいという道楽めいたこと。直販はあくまでサテライト。

2014年10月19日日曜日

コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べ in 福岡 Vol.16に参加してきました。

コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べ in 福岡 Vol.16に参加してきました。

8月に参加を試みたんですが、天候不良(たぶん台風だった)で前日にキャンセルの憂き目にあいました。

今回は、何とか、参加できました。

<ワタシのコツコツ投資家の会への参加状況>※各地の規模の目安
札幌 参加!(10名強
所沢 参加!(7〜8名)※ランチ
東京 参加!(30〜40 
横浜(女子部)参加!15名前後)ワタシは男子ですが、ゲストブロガーで呼んでいただきました。
金沢 参加!(7〜8名)
京都 11月22日申し込み済
福岡 参加!(7☆今回☆
鹿児島
沖縄 11月の京都と同日開催で参加できない。残念!
今回のコツコツの会福岡の様子です。必要に応じて情報制限してあります。

延々8時間も、みなさん私と遊んでくれてありがとうございました!

<一次会18時~21時:居酒屋7名>
  • セゾン投信と日本郵政の提携の影響はどの程度か?
  • 飲み放題メニューにエビスビールがあるってすごくね?
  • 米国のQE3終了後の金利上げで、株価が下がり続けるとは思わない?上がるのでは?
  • 利益確定はアリか?
  • 古文書が読めるんです。
  • セゾングローバルバランスファンドと世界経済インデックスファンドとイーマクシス8資産均等ファンドとどれがどうなのよ?
  • 優待株を買っている
  • コツコツ投資の会福岡を立ち上げて参加するようになってからあなたは成長した!
  • たった2人の参加者でもセミナーを敢行してくれた鎌倉投信とか直販ってがんばってるよね。
  • 直販大好きです。さわかみ投信とひふみ投信と鎌倉投信でリバランス?
  • 50代のブロガー出よ!
  • 野尻哲史さん、大江英樹さん、岡本和久さんの理屈はわかりやすい。世代に応じた専門家が出てくると共感しやすい。
  • 住んでる街でハイ・イールド債の投資信託を買ってる人が多い。ハイ・イールド債の投資信託は国内で売れ筋の上位を占めるけど低格付け債権で極めて危険であることをわかって買ってないと思う。地元の金融機関の営業が一方的に買っている。
  • ファンドラップは、カモが入湯料を払ってネギとともに鍋に浸かってる状態。退職金とかまとまった金額を持ってる人向けだったが最近では利用できるハードルが下がって庶民も食い物にされている。買わされるのはハイ・イールド債権の投資信託。
  • 投資ブロガーって実際会うとどんな人たちなの?
  • 東京はズバリどんな投資をやってる人が多いの?(これは回答できませんでした。。)
  • 今まで行ったコツコツの会ってそれぞれどんな感じだったの?
  • 個人型確定拠出年金ってどこが一番いいか
  • 75歳で使い切るペースで今まで豪遊してたけど、野尻さんの本を読まなきゃあ危なかった。
  • 奥さんは大事。
  • あなたの奥さん、もしかしてミセス・ワタナベ?
  • 空港から市街地まで10分程度という信じられない便利な都市なんです。福岡。
  • コツコツの会でみんなで遠足に行きたい!
  • あるアクティブ投信の組み入れ銘柄を買ってアベノミクス相場に乗って五倍になって売り抜けたお金でカメラのレンズを買った。

<二次会21時~0時:角打ち(立ち呑みという意味だそうで)バー5名>

  • 角打ち(立ち呑みという意味だそうで)バーで一次会でいいんじゃないの?
  • NISAは恒久制度になるか?
  • セミナー講師をやってください。やるけど資料は作って。指示通りに。
  • 確定拠出年金の企業型の拡充と引き換えに個人型が犠牲に。。
  • カメラ本体は安くていい。とにかくレンズにお金かけろ。
  • 原油投資に興味がある。
  • 10メートル先の奥さんを撮影した画像を拡大した時に毛穴が見えるくらいの腕とレンズが必要だ。
  • さわかみ信者です。
  • 天体望遠鏡と顕微鏡にあこがれた。
  • さわかみ投信とひふみ投信と鎌倉投信で分散OK?
  • さわかみは終わったのか?
  • コツコツ投資の会でリアルの名刺を収集しにくる営業マンが業種問わずいる。幹事として許さない。
  • とにかくレンズに金かけろ。
  • リタイヤ時にいくら必要かという額を聞いて信じたくない、信じられない、というリアクションが大きすぎて話ができない。
  • このお店の人に注文しないで勝手にロックを作りに行ってはいけません。今回の二次会は飲み放題ではありません。
  • とにかくレンズ。
  • 老後や年金に全く無頓着な状態の人を啓発するのは大変だ。
  • とにかくレンズ。。
  • 節約の話はなかなか通じないで困る。
  • さわかみ投信を信じてる。

<三次会0時~2時:博多ラーメン5名>

  • 4名卓で5名座ってスミマセン。通路にはみ出ないように座ります。
  • 保険=安心と考えるのは間違いだと思う。
  • 餃子は一口サイズがうまい
  • 人の投資姿勢を否定してはならない。肯定しつつ自分はこうだと言う姿勢が重要。
  • ラーメンは普通のラーメンがいい。ごまかしが効かない。
  • 長生きは幸せか
  • 博多っ子はうまいラーメン店を自分で探してこだわりを持っている
  • 地元が舞台の大河ドラマの話。
  • 生きたい権利とそこまでいかなくていいという権利
  • 自分の思ううまい店に行くためには道中で妥協してはならない
  • 生きることに寄与することが宿命の職業
  • 東京でとんこつラーメンを食べられるの?紅しょうがとゴマと替え玉はあるの?
  • こっちでは店のオーナーのことを店主とか大将といいます(たぶん東京でも通じます)
  • 鎌倉投信の運用報告会はすばらしい。福岡から遠路でかける甲斐がある。
  • 保険を買うなら俺から買え!
<結論>
  • 隔月開催で本当によくがんばって続けている。でもたぶん申し込み方法がわからないと思う。
  • 次回は12月13日です。
<コツコツ投資家が集まる会の開催告知を見る方法>
  • フェイスブックで、「コツコツ投資家がコツコツ集まるファンページ」を「いいね!」すると告知や参加記が参照できます。
  • ツィッターでハッシュタグ#k2k2で検索すると、告知が見れます(ツィッターでは、すべての地域の会の告知がされるわけではありません)
  • 女子部(横浜)は、幹事のえるさんのブログのTOPページ(http://blog.livedoor.jp/beer2009/)で告知されます。
=====

<ワタシが参加したコツコツ投資家の会についての感想エントリ>

「コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べ(東京)」に初参加でしたっ!!

(スミマセン。所沢のは書いてません。。)

「コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べ in 札幌」に初参加でした!
http://mr2-tigers.blogspot.jp/2013/11/in.html

「コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べ in 金沢」に初参加でした!

「がんばれ!コツコツ女子!!」
「コツコツ女子部に参加します」
http://mr2-tigers.blogspot.jp/2014/07/blog-post.html

「コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べ in 京都」 に初参加でした!!
http://mr2-tigers.blogspot.jp/2014/11/in-vol13.html

「コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べ in 沖縄」 に初参加でした!!

「コツコツ投資家がコツコツ集まる会 in 鹿児島」 に初参加でした!!


コツコツ投資家がコツコツ集まる会 in 函館 Vol.1に参加。全国行脚コンプリート!!

コツコツ投資家が集まる会についての全国行脚大百科


2014年10月17日金曜日

リスクとリターンの見方入門

今回は、リスクとリターンの見方の、ごくごく入門です。
ごくごく入門で充分役に立つと思います。
ワタシがメインに据えて毎日積立している世界経済インデックスファンドから見てみます。
このファンドは、伝統2資産である株式と債券に50%ずつ。そしてGDP比率で、日本を除く先進国・日本・新興国の3区分で合計6資産の国際分散投資が可能になるバランスファンドです。
(出典:モーニングスター 世界経済インデックスファンド)
「トータルリターン」5年で年率で9.23%
でも、「標準偏差」(これが「リスク」に該当)で13.79%。
1標準偏差で68%の確からしさで、9.23%に対して±13.79%幅が生じます。
2標準偏差で95%の確からしさで、9.23%に対して±27.58%(13.79を2倍しただけです)幅が生じます。
ということで、最悪ー18.35%の覚悟は必要かもしれません。
一年で二割減の可能性に甘んじて、9%くらいのリターンを得た実績があるということです。

一方でワタシが個人型確定拠出年金で利用している(今はリスクオフで全額売却し相場が下がるのを待ってる状態ですが。。)日本を除く先進国インデックスのファンドを見てみます。
(出典:モーニングスター 野村DC外国株式インデックスファンド MSCI-KOKUSAI)
「トータルリターン」5年で年率で15.85%
でも、「標準偏差」(これが「リスク」に該当)で19.24%。
1標準偏差で68%の確からしさで、15.85%に対して±19.24%幅が生じます。
2標準偏差で95%の確からしさで、15.85%に対して±38.48%幅が生じます。
ということで、最悪ー22.63%の覚悟は必要かもしれません。
2割3分のマイナスを受け入れて15%のリターンを得た実績があるということですね。

このように、ワタシの場合、過去五年間実績を年率に換算したところの最悪ー18.35%になる覚悟と引き換えにトータルリターンは9.23%を得たという実績を持つ世界経済インデックスファンドを軸に据えている。
一方で、最悪ー22.63%の覚悟と引き換えにトータルリターンは15.85%を得たという実績を持つ野村DC外国株式インデックスファンドを確定拠出年金で運用している。

60歳まで引き出すことのできない確定拠出年金は目一杯リスクを取って、大きなリターンを狙っています。最悪のマイナスの可能性はありますが、期間が長いことに賭けるという意図です。

一方で、運用の主軸に据えている世界経済インデックスファンドは、大人しめのリターンに甘んじてリスクを抑えていこうというのが意図だということになります。

ちなみに「シャープレシオ」は、「トータルリターン」÷「標準偏差」の値で、ブレの割にリターンはどうだったのか、という参考値です。
これも参考にはなるのですが、「トータルリターン」も「標準偏差」も大きかった場合、割りと落ち着いた値に見えてしまう錯覚があるため、ワタシのおすすめは、「2標準偏差」で最悪のマイナスの値を思い知った冷ややかな眼で「トータルリターン」を見るのがいいのかな、と思っています。

たとえば、以前、このブログで、「売れ筋の毎月分配型投信の悲哀」という記事にして紹介した楽天USリート・トリプルエンジン(レアル)毎月分配型の例です。
(出典:モーニングスター 楽天USリート・トリプルエンジン(レアル)毎月分配型)
シャープレシオは1.19で、上記2つのインデックスファンドより良好に見えます。
まるで、このリスク(標準偏差)にしてこのリターンは美味しい、、そうに見えます。
しかし、注意。「標準偏差」(つまりリスク)が24.64もあります。
「トータルリターン」3年で実績値が短いですが、年率換算で29.26%
1標準偏差で68%の確からしさで、29.26%に対して±24.64%幅が生じます。
2標準偏差で95%の確からしさで、29.26%に対して±49.28%幅が生じます。
最悪値は、−20.02%ではありますが、それでいいと思いません。
問題は、2標準偏差が±49.28%も振れるということです。
同じような最悪二割減に甘んじてとはいえ、1年で上下に資産額全額分も動くということに心臓が持つのでしょうか。

上記2つのインデックスファンドと比べてどうでしょうか?

<結論>
たまには数字の話もいいでしょ?
そして思ったよりカンタンに見れるような気がしませんか?

注意:国際分散投資の投資信託の場合は、運用の中で多通貨に投資されていて為替の影響を受けるため、振れ幅は統計解析の予測限界を超えます。
リスク(標準偏差)は過小評価してはいけません。




荒れてる相場・市況に対する態度

NYダウが下がった、とか、日経平均が釣らて下がったとか、連日大賑わいです。

まず、ここでいいたいこと。

不安になって売るな!

ということ。
下がったところで売ってしまうというのは、損失を確定させてしまうことです。
挽回の機会を失うだけなので、狂おしい気持ちになるのはわかりますが、下がったところで売ってはいけない。

ワタシが軸にしている世界経済インデックスファンドを覚えていますか?
(出典:世界経済インデックスファンドの目論見書)
伝統2資産である株式と債権が半々。そしてそれらの内訳が、先進国・日本・新興国。
という全部で6区分のインデックスのバランスファンドです。
これを見るのが世界の縮図を見ることにつながります。これのごく最近の値動きを見てみます。
(出典:カブドットコム証券の世界経済インデックスファンドの紹介)
一番右の「前日比」の欄を下から上に見ると、結構、毎日凸凹しています。
一昨日、昨日、今日が急に市況がバタバタしてるように見えますが、この世界の縮図の構成になっている世界経済インデックスファンドの値動きも、ここ最近、毎日のように凸凹していたことになります。
今さら、驚く理由がありません。
このように、相場に関する報道は、今日いきなり?!みたいに煽った報道の仕方をしていますが、このように、世界全体に分散されているファンドの動きを見ると、別に突然そうなったのではなく、ここ最近がそうなのです。
ですから、まず落ち着く。

次に、真ん中の「基準価額」の欄を下から上に見てください。
一番下の9月25日に19836円だったのが、一番上の昨日時点で18664円になっています。

つまり、毎日凸凹動きながら、全体としては右肩下がりでゆっくりと下降している、ことがわかります。

<結論>

  • 売ろうとしたところで自分から安売りしちゃうだけ。売るな。
  • 毎日乱高下するから、スポット買いするな。今日安くても、明日高くなる可能せがある。(国際分散投資の投資信託は注文を出した翌日の基準価額なので今日安くても、明日高くなる可能性がある。)
  • 全体としてはゆっくり右肩下がりで下がっているので、安く買える。積立は続けるべし。

2014年10月15日水曜日

金利の目安

CMで盛んにやってますね。
多部未華子さんが、「選ぶなら、三井住友カードローン、、、」
http://www7.smbc.co.jp/index6.html?aff=aai5pf0001
って、見てみると、金利、年4.0%〜14.5%!
今回は、これ見て、鼻血が出そうな思いが湧いてこない人のための記事です。

IMFによると、世界全体のGDPの年間成長率は、3%台から4%弱です。
新興国でもっと成長を遂げている国もありますが、煮詰まってる感じの先進国とかも含めて平均すると、全世界でそんな感じ。

ワタシが推奨する資産運用は、投資信託の国際分散投資です。債券と株式の伝統資産を、先進国・日本・新興国の組み合わせで2×3=6資産区分に分散するバランスファンドを軸に投資する方法です。
20年30年の目線で見れば、国際分散されてる投資ですから、GDPの年間成長率と同様、期待できるリターンも、年間の運用利回り3%台から4%弱というのが目安です。

まぁそんなもんなんですよね。資産運用して手にできるリターンって。

これ以上のリターンを得ようとするならば、世界経済の成長率を超えたリターンを得ることを意味し、それはすなわち、誰かに損させてそれを奪うしかないのです。奪う方になれればいいのですが、その道のプロもウヨウヨしてるリングに立って戦って勝ち残ることができなければ、損してお金を失う方に回らざるを得ません。

新聞に時々、投資信託のリターンベスト10なんてゆうのが載ってて、年間の運用利回り20%とか30%とか叩き出してるすごい投資信託がズラリと並びますが、これは瞬間最大風速的にそれだけ振れたということでありまして、そのリターンがあった分だけ、逆にその勢いで思いっきり損する可能性も大きく、長期で見ると、美味しい思いをできるかどうかというのは極めてギャンブル的です。

もらえるリターンが大きい場合、それを払う人がいて、その人または企業が何でそんな高金利を払う必要があるかというと、信用度が低いからです。焦げ付く可能性が大きいから、危なくて普通の金利で貸すことができない。だから高金利。でも焦げ付く可能性が大きいから、、、ということで、年間の運用利回り20%とか30%というリターンが上がったとしても、それが続きづらい。

それほど、もらえる金利は少ないものです。

ATMで1万円引き出すときに、108円とか216円の手数料。。。
たったそれだけ?と思ってしまいますが、でも1万円引き出すのに、1%〜2%もかかるコスト。
一瞬で失っています。
1万円を運用して、300円とか400円になるのに1年かかる(その保証はない)のに、108円とか216円失うのは、呆気無く一瞬です。

ちなみに、買ったことないけど、宝くじも1枚300円ですね。
ほぼ外れることに300円かけておきながら、300円取り返すのは大変です。
明日から300円昇給しますか?そもそも1枚だけ買う人というのを聞いたことがありません。まとめ買いでバラだの連番だのと買うのですよね。
夢を買うんだ!というロマンなのかもしれませんが、ワタシは500円ずつでも投資信託で積み立てて世界経済の成長に乗せていく方にロマンを感じます。

さて。冒頭で紹介した、多部未華子さんの「選ぶなら、三井住友カードローン、、、」ですが、借りた時点で、年4.0%〜14.5%の金利を払う義務が生じます。

いかに高い金利か、わかっていただけますか?

ついでに、クレジットカードのリボ払いの金利。いろんなカードで多少異なりますが、ざっくり言うと、実質年率9.6%〜18%。

いかに高い金利か、わかっていただけますか?

気軽に使おう的な謳い文句や、クレジットカードの支払い方法をリボ払い優先にするだけでいくらかの商品券くれるようなキャンペーンやってますが、これでも利用しますか?

こういうことに無頓着でいると、お金はいくらあっても足りません。

また収入を確保する困難さと、支出の呆気なさとで、あっという間に破綻します。

資産運用に興味を持ち始めると、こういった身近に潜むワナというか、いかに危険に満ち溢れているか、よくわかると思います。

<結論>
金利は、年間の運用利回りで取り返すのは相当時間がかかるし、取り返せる保証もない。そして運用利回りは安い。
金利は、払うのは一瞬で義務が生じるし、確実に発生する。そして高い。

<おまけ>
金融機関が、タレントを起用してCMや広告で宣伝してることは、ワタシ達にとっては、ロクなことはない。

多部未華子さんは好きです。

2014年10月13日月曜日

ファンドラップ(投資一任口座)は利用してはダメ!

(やってることのレベルはこれと同じ)
大手証券会社によるファンドラップ(投資一任口座)なるサービスが、2兆円ビジネスに膨らんできておるようです。

広告:「投資一任という発想で選ぶ野村ファンドラップ」
http://ps.nikkei.co.jp/nomurafw/index.html
広告:「投資コンシェルジュ宣言」
http://www.smbc-friend.co.jp/lp/yuyutoshi_introduce/cmgallery.html
広告:番頭さん
http://www.tr.mufg.jp/tameru/bantousan.html
広告:ダイワファンドラップ
http://www.daiwa.jp/products/fund_wrap/
広告:みずほ証券ラップ口座
http://www.mizuho-sc.com/product/wrap/index.html

これは、手数料をわざわざ払って、カモにしてください、というものです。
IMFによる世界全体でのGDPの年間成長率は、3%台で4%弱です。
資産運用で、リスクを抑えてシンプルで信託報酬の安い良質な投資信託を使って得られる運用益も、年率に換算すると3%台で4%弱というのが健全なレベルだというのがわかると思います。
そして、ファンドラップ(投資一任口座)についての手数料は、年間1%以上。そして、ファンドラップ(投資一任口座)で運用を任せた結果、運用に使われる投資信託の信託報酬も年間1%以上。これらを合わせて、最低でも2%取られてしまうところで、健全な資産運用で得られるであろう3%台で4%弱という運用益は、あっという間にほとんどを奪われてしまうことになります。

カン・チュンドさんのブログを参考に載せておきます。
http://tohshi.blog61.fc2.com/blog-entry-2154.html

<結論>
ファンドラップ(投資一任口座)は利用してはダメ!

2014年10月10日金曜日

コツコツ女子部(横浜)に参加される方々への参考

11月8日(土)コツコツ女子部(横浜)に申し込みできた13名の方々、おめでとうございます。

http://kokucheese.com/event/index/219450/

募集からたった4日間であっという間に定員埋まってしまったそうですね。

今回は、初参加の方を再優先ということだそうで、これを読んでるあなたも、当日集まる人たちも、みんな初参加です。

ドキドキしますね。

みんなで持ち寄ったもので飲食しながら、おしゃべり。

楽しいひとときを過ごされることと思います。あっという間の3時間。

今回は、「申し込みはできたものの、どんな感じで参加すればいいかわからない」という方のヒントになれば、という記事を書きたいと思います。

【1】 2人のゲストは、必ず全員と話してくれる
ゲストブロガーは、
の2名登場です!!
お2人とも、資産運用は本業ではありませんが、本業顔負けの専門的な知識を持っている方々です。
でも、初心者向けに非常に優しく、親身になって、いろいろ話をしてくれるはずです。
前回、ワタシがゲスト参加しましたが、幹事のえるさんの配慮で、ゲストは必ず全員と話をするよう強く要請されています。(笑)
ただ、3時間で参加者13人ですから、ゲストと話ができるのはそれぞれ10分程度です。
せっかくの機会なので、自己紹介とか世間話とかで照れ隠ししたい気持ちを抑えて、時間を有効に使いましょう。ゲストを有効活用するのはあなたです。
まず、この項で覚えておいていただきたいのは、
  • ゲストブロガー1人と話せるのはせいぜい10分だということ。
  • ゲストブロガーは二人ともどんな初歩的な恥ずかしいような質問でも誠心誠意回答してあげようという奉仕の心で参加していますので遠慮はいらないということです。
の2点です。

【2】 時間は思ったより短い
ゲストブロガーと話せる時間は、思ったより短いです。
一対一で話せる機会よりは、2人3人でいるとことにゲストブロガーが加わってきてくれるような感じです。
自分で聞きたいことは、ゲストブロガー2人に対して、3つか4つのことくらいだろうという想定が現実的です。
あなただけでなく、他の参加者の方々も初参加なので、恥ずかしがらずに初歩的な質問でも、聞きたいことは聞いちゃっていいのです。

【3】 私以外もみんな初参加で初心者なのよ!!
私以外もみんな初参加で初心者です!!
金融機関に勤めてるとか、実際株をやってるとか、そういう人たちも来るかも知れないけれど、我流で全く自信が持ててない人たちです。
経験というほどの経験になっておらず、漫然と投資のようなことをしているだけです。
先入観があるだけ、ゲストブロガー2人の言わんとすることを理解するのが難しい場合があります。
また、ゲストブロガー2人が回ってきてない時に、そういう「投資経験みたいな経験のあるみたいな参加者」の言うことを鵜呑みにしたり、洗脳されたりすることがありますから注意しましょう。
相手も初心者、入門者です。
きちんとした話は、ゲストブロガー2人と交わしましょう。

【4】 次の自分のアクションを決めて帰ること!
「参考になった」という一点だけではきっとあなたは何もしません。
会が終わって帰る時に、「よし。まず○○しよう」とひとつでも決めて帰りましょう。
例)

  • ○○さんの△△ってゆう本を注文して読む
  • ネット証券4社の資料を全部取り寄せて口座開設する
  • 今日勧められた○○セミナーを申し込む
  • 親、祖父母を説得して納得してもらう
  • ネット証券の口座を開設して、手順書を見ながら、画面を操作してみる
  • 新聞のマーケット欄を読んでわからないことをネットで調べてみる
  • 円ドルレートとか、日経平均、TOPIX、NYダウのニュースを毎日チェックして値段の相場と動きを味わう
  • ニュースを見る習慣をつけて、政治経済やマーケット、海外情勢に興味を持って、ニュースを聞いてなんとなくわかるようになる
  • 原油価格や円高円安が日用品や光熱費、食料品にどう影響するかを細かく知る
とかね。どれか1つやると決めて実行継続すれば、人生ちょっと変わると思います。


【5】 聞いちゃっていい質問の例
例えば、ってゆう質問の参考例です。
とりあえず何も浮かばない人は、話の取っ掛かりでこれをそのまんまぶつけちゃってもいいかも。

  • 株と投信とそれぞれどんな特徴があるの?ワタシでもできるの?
  • 親とか祖父母から株には手を出すなって言われてるんだけど、どう説得すれば許してもらえる?
  • 銀行とか証券会社の資産運用相談会でプロに相談した方がいいの?
  • 500円から買付けできるって、そんな額で始めて老後資金の足しになるの?
  • 始めたいけど先立つモノがないし、どこまで知識をつければ始められるの?
  • 運用益は欲しいけど、損はしたくない。どう考えれば折り合いがつくの?
  • 元本割れが怖いけど、どうやったら怖さを克服できるの?
  • 始めたい気持ちはあるけど、何から始めたらいいの?どういう状態に持っていけばいいの?
  • みんな、いくら位を目指して資産運用するものなの?
  • ワタシの老後に必要な額って、どう算定すればいいの?
とかですかね。とりあえず何も浮かばない人が、ひとつでも聞いてみて欲しいことは。


<関連ブログ記事>
参考ブログ記事
ワタシの意見ー「今から投資を始める人へ」
http://mr2-tigers.blogspot.jp/2014/03/blog-post_13.html

コツコツ女子部の記事
http://mr2-tigers.blogspot.jp/2014/08/2014817.html

がんばれ!コツコツ女子!!
http://mr2-tigers.blogspot.jp/2014/08/blog-post.html

コツコツ女子部(横浜)に参加します
http://mr2-tigers.blogspot.jp/2014/07/blog-post.html

リスクオンの目安

ワタシなりの捉え方で、相場が天井に近づきつつあるということで、リスクオフの動きを続けています。

解約につぐ解約で、手元資金は潤沢です。

相場が下落したら、リスクオンに転じて、安く買い付けるわけですが、いつワタシはリスクオンに転じるのでしょうか?

とにかく市場が狂気に晒され、恐怖におののいて投げ売りに走り、全世界的にリスクオフになって、市場相場から資金が引き上げられて、相場が暴落するのを待っています。

引き金になりそうな要因としては。

  • アメリカの量的金融緩和の終わり→終わりは宣言してるのでみんな驚かない
  • アメリカの利上げ→利上げするのは既知だけど、いつどの程度利上げするかは未知
  • 中国のシャドーバンキング、不動産バブルなどの破綻→これは世界に波及すると思います。

あたりが考えられますが、みんな泡食って市場から撤退しそうなのは3点目。

先日、このブログで記事にした、「『緩和マネーが高リスクの投資に』に思うこと」に述べた通り、量的金融緩和でダブついたマネーが、少しでも高金利を求めて、高リスクの投資にかなり流れているのが現状で、それがいつ破裂してもおかしくはありません。

それは、上記3点目の中国のシャドーバンキングのように、各国で規制対象外の運用機関を通じて、高リスクの投資にかなりのマネーが流れています。

さっさと規制すればと思うのですが、金融機関の貸し渋りによって、高金利=高リスク=低信用の中には、財産を持たない若き起業家がベンチャーを立ち上げたり、財産も収入も乏しい若者が住宅ローンを組んだり、というものも多く含まれているため、軽々に規制するわけにはいかないのが実情です。

今のところまだ静観ですが、リスクオンとなったら、

  • どこまで下がるか
  • 下がり続けるか
  • 下がったまま続くか

がわからないため、積立の額を増額することによって少しずつ慎重にリスクオンしていく予定です。

具体的には、世界経済インデックスファンドの毎日積立を増額するカンジです。

今のところ、増額しようかな、と腰を上げるタイミングは、
「今、持ってる全てのリスク資産が含み損になった時点」
です。

含み損になれば、今、持ってる資産を買い付けたよりも、安く買い付けることができるという意味ですし、評価益に直接影響する平均取得単価を下げることができるからです。

含み損になったら直ちに買付け増額開始!というわけではありませんが、含み損になった時点で、「おっ。下がってきたな」と思うカンジです。

毎度、言ってますが、相場が下がってきたところで、怖くなって慌てて売ってはいけません。

処分したくなりますが、いつか上がると信じてこらえてください。

以前言ったように、ハイ・イールド債だのブラジルレアルなどを使った分配金目的の投資信託は、破綻する可能性が大きいので、迷わず投げ売りした方がいいと思いますが。

【積立中投資信託】
  • 世界経済インデックスファンド 1000円/日 ←リスクオンでは、これを増額するつもり
  • SMT アジア新興国株式インデックスオープン 500円/日
  • SMT グローバル-REITインデックスオープン 500円/日
  • SMT J-REITインデックスオープン 500円/日
  • ひふみ投信(レオス・キャピタルワークス) 10000円/月
  • 結い2101(鎌倉投信) 10000円/月
【個人型確定拠出年金(野村證券)】
  • 野村MMF(確定拠出年金向け)
【純金積立】
  • KOYO証券 10000円/月
  • 楽天証券 10000円/月
<結論>
まずは含み損が出るまで待つ。

<追伸>
ワタシは、47歳であと一周すると還暦なもんで、暴落と回復に付き合うよりは、現在の七合目くらいの相場のいい時に下記過去記事のように売却をして換金し、来たる暴落で買い迎えるよう、手元資金を確保しました。
まだ30代、40代前半の方々は、まだまだ時間をかけられますので、良質で信用できる投資信託を選んでコツコツ自動積立モードに入れているのであれば、ワタシのように換金&買い場狙い、をしなくてOKです。
腰を据えて積立を続けてください。
そのまま暴落を迎えて、一時的に資産額は減りましょうが、投資信託資産の口数が減るわけではありません。
でも相場はやがて回復します。
暴落して相場が安い間でも、そのまま積立を続けてください。
そうすれば、普段より、格段に安く買付けすることができるため、口数を多く買い付けることができる「ドルコスト平均法」の恩恵を受けることができますから。


<過去の参考記事>
売却!米国ETFたち
http://mr2-tigers.blogspot.jp/2014/10/etf.html

資産売却について〜読者の方とのQ&A
http://mr2-tigers.blogspot.jp/2014/09/qa.html

相場高騰?!セゾン投信の全資産を売却しました。
http://mr2-tigers.blogspot.jp/2014/09/blog-post_89.html

リスクオフ!NISA資産を全売却しました。
http://mr2-tigers.blogspot.jp/2014/09/nisa_22.html

そろそろ天井?リスク資産を一部売却しました。
http://mr2-tigers.blogspot.jp/2014/09/blog-post_12.html

<おまけ>
相場の割高、割安度合いを示す定量指標は、
  • PER(株価収益率)株価が割安か割高か。20倍以上なら割高。20倍以下なら割安。
  • PBR(株価純資産倍率)来期予想利益株価が割安か割高か。1倍以下なら底値以下または異常かも。
  • ROE(自己資本利益率)出資金が効率的に活用されてるか?10%以上ならまぁまぁ。
の3つがあります。
これを、ブログ仲間のタカちゃんが、毎月、各国の表としてまとめてくれています。
アキバ系投信自作派
世界各国のバリュエーション表

これはあくまで参考です。
暴落はこれに関わらず起きる時は起きます。
これはあくまで参考と目安。

こんな指標があるんだ、という程度にアタマの片隅に置いておく程度で。。