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2017年3月6日月曜日

AI(人工知能)関連ファンドについて


5年目に突入して初記事。

前回、言い忘れたけど、今回で538記事目になります。

丸4年でこの数ですからそんなに頻繁な更新ではありません。

今回は、モーニングスターに、投資信託の2017年2月度の資金流出入ベスト10の記事があったのでそれについて。(下記リンク)

http://www.morningstar.co.jp/fund/fund_flow/summary.html

記事にある通り、トップ10のうち、4本が、AI(人工知能)関連ファンドとなっています。
表中の色のついてる部分。
こういう、投資先のテーマを設けてその範疇で運用するファンドを「テーマ型」の投信またはファンドと言います。

人工知能は最近、チェスや囲碁・将棋で人間のトッププロを負かせたりして注目を集めています。

この他に、業種・業界(セクターと言ったりします)を絞ったファンド・投資信託も、「テーマ型」と言えるでしょう。

例えば、医薬品業界であるとか、生活必需品業界とかですね。

ワタシの私見ですが、テーマ型の投信・ファンドは、投資には不適切と思っています。

人工知能と同じく、少し前にもてはやされた、「シェールガス」関連のファンド・投信も思いっきり「テーマ型」です。

シェールガスは、石油に代わる次世代のエネルギー源として注目され、無尽蔵に採掘できる石油よりも埋蔵量があるんではないか、ということと、安いということでもてはやされていました。

さて。このシェールガスのテーマ型投信の値動きを見てみます。

<世界シェールガス株ファンド:キャピタルアセットマネジメント>
(出典:モーニングスターでの検索結果)

いや〜。パッとしないですね。

衝撃的なデビューというか、金融機関が相当力を入れて売り込んでいたシェールガスのテーマ型ファンド。

このファンドだけじゃないんですけど、テーマ型ってゆうのは、

  • 話題になって投資信託が商品化された時は既に高値にあり、既に儲からない状態にある。
と言われてあまり投資に向いていません。

それに加え、致命的なのは、テーマが絞られているため、コケた時にもう他のテーマの株を買うとか運用の策が取れないということです。

AI(人工知能)関連の株でしか運用しないファンドも同様じゃあないでしょうか?

ワタシも商学部でありながら、卒論は人工知能だったのですが、最近の人工知能はワタシの卒論(1990年)の年よりも進化しておるとはいえ、人工知能自体の爆弾として、既知・既出のことしか答えが出せないことです。

つまり、大量にデータをつぎ込んで「学習」させたとしても、所詮、既に起きたことの寄せ集めを超高速で探してつなぎ合わせるだけのため、未知のことを予言できないのです。

将棋の羽生善治さんが、NHKのインタビューに答えました。

このまま人工知能が発達すると、プロ棋士を凌駕して人間が敵わないレベルに達するのではないか?

確かにそうかも知れないけれど、たったひとつの駒の動きを変えたり、駒を1つ除いたり、新しい動きをする駒をひとつ入れるだけでたぶん、人工知能はまたゼロから学習し直さないといけないけど、人間はすぐ対応するはず。

彼はわかっていると思います。

結局、既存の事象や知見を詰め込むだけのため、ルールを帰れば崩れるということなのです。

人工知能は永遠にその課題は残ることでしょう。

。。。みたいに、テーマ型に乗っかるのは危険です。運用がその範疇にとどまるから。

業界を範囲限定するセクター型と呼ばれるテーマ型の一種も同じです。

ダイバーシティ(多様化)が企業に求められるこのご時世で、なんとか業界の会社です、という会社は、生き残っていけないと言われています。

そこで業界を限定して運用することがいかに無謀かおわかりいただけますでしょうか?

たとえば、Googleって広告会社なんですよね。広告を見せるためにYouTubeやってたり、検索エンジンのGoogleをやってるし、広告を見せるために、AppleのiPhone以外の大半のスマートフォンに入っているAndroidを無償提供しています。

IT業界と言ってもおかしくないダイバーシティ(多様化)ぶりですよね。

テーマ型の投資信託は、売り口上がカンタンなため、金融機関が強烈にプッシュしてきますけど、投資には不向きです。注意しましょう。

堀田かつひこさんが、オススメのインデックスファンドとまとめてくれました。

これが参考になると思います。

http://noload.558110.info/IndexFundSelected.html

<結論>
インデックスファンドにせよアクティブファンドにせよ、テーマ型で運用が限定されていると、そのテーマがコケた時に運用が身動きが取れないから、テーマ型は、投資に不向きである。

<オマケ>
今は売却して他人の手に渡った愛車MR2で、小僧たちをぶち抜く大人げないオッサンの図。
筑波サーキットのファミリー走行会の車載カメラ(動画)です。爆音注意。
※ドライバーはワタシです。

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